山の中腹で湿地化が進行中の砂防ダムがありました
やや弱い水流のある池?は透明で水温が低く
イロツヤの良いフトヒルムシロがかなりの群生をつくり
フトヒルムシロの株元ではイトモがパッチ状の絨毯を作っています
こういう場所にイトモがあるとは驚きました
池辺には湿地ができつつありヒメガマ、アシ、ツルヨシ、ヘラオモダカ、カサスゲなどの
群落がミニチュアの湿地みたいにあります
それに混じって山地渓流沿いに生えるネコヤナギやマンサクなどの若木が生えています
なんだか面白い場所で気に入りました
ちなみに、ここにはヒメガマの実生苗は見られませんでした
ここの、フトヒルムシロの水中葉はとてもきれいで
部分的にびっしりと生えている所があります
フトヒルムシロは水槽に入れても、生長が停滞するだけなので採取せず
じっくり観察してサヨナラしました