暗い話で失礼。観察しているグループの1匹が逝きました。享年2歳(?)
昨日から目と鼻がやけに詰まっているなと思っていたのですが、今日の昼に見に行ったらすでに虫の息。
世話している人を呼んで介抱しましたが、夜には逝ったようです。
野良の死は日常茶飯事に起こっていましたが、目の当たりにするのは初めてでした。
医療の力がなければ、風邪ひとつ引いただけで命取りになる。当たり前のことなのに。
昨日動いていたやつが今日動いているとは限らない、野生はそんな世界です。
なんともいえない気持ちになりました。何匹冬を越えるのか…。
写真は、最後の力を振り絞って振り向いてくれた1枚です。
隣にいる三毛は母親です。垂れ流しの糞を舐め取って介抱しています。
逝った後もそばを離れませんでした。今もきっと一緒にいるでしょう。
母と子の関係は死ぬまで変わりません。
明日あたりに、埋葬されるでしょう。さよなら。