| |
リンク先 データサイズ 40 KByte
サムネイルデータサイズ 9 KByte
| |
実は、790の猫が最初に我が家へご飯を強請りに来たときはとても痩せていて、
さらに子猫3匹を連れていました。
親子そろって人慣れしている様子だったので、家人と相談して子猫共々保護
するための準備期間（家には13歳になる2匹の猫がいたため）を設けたのですが、
ある日を境に、子猫の姿が見えなくなりました。
運の悪いことに、その準備期間の間に子猫は捕獲され、市役所に連れて行かれて
しまったようだと、後になってご近所の方から聞きました。
初動が遅れたために招いてしまった事態を激しく後悔し、せめて母猫だけでも
保護しなければと家に入れたのが8月上旬、貰い手を探すのではなく、このまま
我が家で飼おうと決めたのが9月、そして現在に至ります。
首輪を付けても平気、ケージに入れても全く動じず、爪研ぎも決められた
場所でしかしませんでした（ただ、我侭放題に育った先輩猫を見習ってしまい、
今ではソファで爪を研ぐ躾の悪い猫になってしまいましたが…）。
恐らく飼われていた猫が、妊娠してしまったのが原因で捨てられたのだと
思います。
子猫も一緒に保護しようとして出来なかった私を含め、今まで何度も人間に
裏切られて辛い思いをしてきたと思いますが、この子はずっと変わらず人間が
大好きで、家族はもちろん来客にまで無邪気に甘えています。
先輩猫との関係も、1匹が大変な気難し屋なため当初はハラハラしていましたが、
もう1匹が意外な面倒見の良さを発揮してこの子のフォローに周り、今では3匹
一緒の部屋でそこそこ平穏に過ごせるようになりました。
これからはもう何も心配なく、飼い猫として生涯を全うして欲しいと思います。
…でも、いくら首輪でちょっと持ち上がっているとはいえ、その肉はなんとか
しないとな。 |