明るいところで見ると先住ラニと比べるとずいぶん貧相な姿で、背中はジュクジュクになった汁が固まって、ところどころ毛も抜け落ち、ひどい口内炎で常によだれをたらしている状態で、かわいらしいとはとてもいえない猫でした。
ラル、ラニと同じく、インド風の名前で、かわいらしいとか美しいという、ロナという名前をつけました。
翌日、ラニとロナを病院へ連れて行き、ラニにワクチンと、2匹の血液検査をしてもらいました。
獣医さんは、口内炎がひどいことと皮膚の炎症の状態から判断すると、エイズの可能性は否定できないということでした。
結果が出るのに1週間ほどかかるということで、どちらかを触った後には石鹸で手を洗い、食器も念のため熱湯で消毒して、ロナには押入れの中で生活してもらっていました。
幸い、お互いに感染する病気は持っていないということで、押入れから自由に出入りできるようにして、先住犬猫に少しずつ慣らすことにしました。
ロナは、口内炎と皮膚の治療でしばらく病院通いです。
大嫌いなエリザベスカラーをつけられてシュンとしていましたが、薬がよく効いて、皮膚の状態もよくなり、よだれの量もかなり減ったので2週間ほどで薬は必要なくなりました。