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355さん、356さん、貴重なお言葉ありがとうございます。 355さんのおっしゃる通り、こういう場だと突っ込んだご意見を頂く経験は あまり自身には無かったので、却って嬉しく思います。 実際、『限界』はいつも感じています。
以前、2年程店長を勤めたショップが社長とテナント主の意見の相違で閉店となり、 繁殖用として置かれていたほぼすべての動物たちが“廃棄処分”を余儀なくされたことがありました。 私が閉店とそれに伴うその処分を知った時には既にあと数頭の犬と26頭の猫のみしか生きてはいませんでしたが、 その時はとりあえず慣れ親しんだ猫たちが始末されずに命を繋げるだけでも、と思い残りのすべての猫を引き取りました。 さすがに、いっときに倍以上の数に膨れ上がった訳で、先住も含め、満足な世話が出来るとはとても思いませんでしたが、 殺される事を知ってしまったら、見なかった、聞かなかったふりは出来ませんでした。 人間の都合のみで命をとられるくらいなら、たとえストレスの多い環境ででも生きていて欲しかったんです。
しかし、やはり人・猫、家族全員が『これは無理だ』と感じましたので、店から来た子には 健康診断、不妊手術、ワクチンなどすべて済ませ幸せにしてくださる方を探しました。 その時に病気持ちだった子は我が家に残りました。クリムゾンとその血縁猫たちがそうです。 他にも数頭のFIV、FeLVを発症した猫たちがいましたが、みんな出来る限りの治療を施した上で旅立ちを送りました。
ただ死ななければいいというのは正しいとは思いませんが、その時の選択は間違ってはいなかったと信じています。 私と家族と同居人とで世話が出来る最大限の頭数もわかったし、いろいろな面で貴重な経験だったと思います。 |