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残暑お見舞いに「ほんとにあった怖い中の人の話」
・・・・・・それはある朝の出来事でした。 もちゃ主が朝起きると、ベットの周りにお土産でもらった和菓子を食い荒らした残骸と ボロボロになった包み紙がちらばっていたのです。 「あー・・・また机の上のお菓子をもちゃと上様が漁ったな」ともちゃ主は思ったのです。 そう思いながらふと、机の上を見ると
「キッチリとフタが閉まった」和菓子の箱が。
おそるおそるフタを開けると、1個所、ポッコリと穴があいたようにお菓子が取り出されたあとが。
・・・・・・・・・よくよく考えれば、もちゃと上様が荒らすかも、と思ってフタはキッチリと閉めて 寝たはずなのです。そして当然、深夜に誰かがきて箱を開けたはずもありません。
でも、どう考えてもこの状態は、 誰かが「箱を開け、一個取り出し、またフタを閉めた」、としか思え無いのです。
一体誰が・・・?
首をかしげるもちゃ主が気になったのか、もちゃと上様がスリスリとよってきました。
その時です。
上様の口と手から、和菓子の甘い香りがっっっっ!
おーーーーーーまーーーーーーーーーえーーーーーーーーーーかーーーーーーーーーーーー!!
お前! フタあけて食えるんなら、ちゃんと包み紙綺麗に開けてゴミ箱に捨てんかい! (↑論点はそこらしい) つーか、ご飯ちゃんとあるんだから、お菓子なんか食うな! バカー!
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