犬を飼う場合 その大小に係わらず個人賠償責任保険は必須です。
予期できない事態により他人の身体、財産に損害を与えその賠償の責を負ったとき
対価を支払うものと定義していますが気を付けなければならない点が幾つかあります。
屋外で鎖で繋いでおいた犬の鎖が切れて歩道を歩いていた子供を噛んで怪我をさせた
ような場合、治療費、慰謝料の全額が補償されるとは限りません。鎖の状態などを
常に注意して管理する義務を負うわけです。管理不行き届きとなれば減額支給の場合
が多いんです。しかも個人賠償責任保険の場合、保険会社は示談代行をしない場合が
多いので大きな事故の場合は個人で弁護士を立てて賠償金額を決定してその詳細を
添付して保険会社に請求するという流れになります。
個人賠償責任保険は単品では発売中止している保険会社が増えています。
自動車保険や住宅の火災保険、また積立型の傷害保険などに特約で付ける場合が一般的
です。無制限賠償としても年間2000円程度の負担増で済みますから大変お得と思います。
大変 穴の多い保険ですし思わぬ免責事項もたくさんありますので代理店によく相談して
この保険の特性を理解されて契約されることをお勧めします。