テスト板から移動してきたです。
迷い猫を保護し飼い出したがベランダから強風に煽られて落下死。
当時3歳だった息子と私は大泣き。
近所の野良が子猫を生んでて可愛い盛りの子猫に死んだ子が食べ残した餌をあげに行ってる姿を
見てるのも忍びなかったのか、旦那さんから「飼っても良いよ。1匹だと寂しいだろうから2匹連れて来な」と
言ってくれた。砂トラのオスと三毛のメス。リノとアリスと命名した。
元々旦那さんは犬しか飼ったことなくて猫の可愛さを知らなかったけど
拾われてきて徐々に打ち解けて喉を鳴らす頃にはすっかり手放せない存在に。
リノとアリスが1歳になった頃、隣に住む毒女(40半ば)宅のベランダで
猫が子供を産んでると苦情がきた。
でもうちは2匹とも去勢手術をしていたので違うと言うと、
その毒女はあろう事か産まれて間もない子猫たちを袋に入れ
ご丁寧に箱詰めし、隣接している公園のゴミ箱に捨てたらしい。
捨てられるかもと心配していた矢先、発見した。
5匹居たのだが、1匹はまもなく死んでしまった。
1匹は近所の小学生に貰われていった。残り3匹。どうするか悩んだが、保護して
ネットで飼い主を探すことにした。
すぐに猫用ミルクと哺乳瓶を買ってきて世話に勤しんだ。
小さくて弱弱しい泣き声だったのが日に日に元気になって
目が見えるようになると毛糸玉みたいにじゃれて愛らしい。
三毛のメスが縁ついて貰われたけど残り2匹が何時までたっても
貰い手がつかない。そうこうしている内に情が移りそのまま引き取ることにした。
現在4匹は人間を親のように慕い纏わりついている。
息子は小さいものを守ること、慈しむ心を4匹に教えて貰った。
心の拠り所にもなってくれている。小さくても尊い生き物だと改めて思った。