けれど、うめは顔を拭いてやったり抱いてやったりすると、時々嬉しそうにゴロゴロ喉を鳴らしてくれました。衰弱しきった体なのによく…と驚きながらも、そんな時は私もとても嬉しくて、本当にうめが愛しくてなりませんでした。
短い間でしたが、うめからはたくさんの幸せをもらいました。感謝してもしきれないくらいです。
これからも、うめみたいな子を見つけたら私はきっと連れて帰ると思います。
うめは、きっと自分のように苦しむ子が少しでも減るように、と身をもって教えてくれたのかなと、今は思うのです。
今夜は雨が降ってきてしまい、うめとのお別れは明日の朝早くにしようと思います。明日は大安。見送りには良くない日なのでしょうか?分かりませんが、私は良いほうに捉えようと思います。最後のお別れが安らかですばらしい日になる、と。
うめ、ありがとう。さよなら、またね。
繰り返すばかりですが、皆さん本当にありがとうございました。
長くなってしまい申し訳ありませんでした。
失礼します。