さらに横から失礼します。
えーと、話が少し前に飛んでしまうのですが、今いるスコちゃんはその、今ひとつ信用に足らない感じのペットショップから来た子で、血統書の記載にも不審な点(?)がある子なのですよね?
先にレスされている方は生まれてくる子の奇形などの不安を書いておられて、もちろんその可能性はスコの場合は(たとえアメショやブリショと掛けあわせても)他の品種に比べて決して低いとは言えない数字です。
ですが、それ以前の問題として、ママになってもらおうかと考えているスコちゃん(姫子ちゃん)に、表面上は問題が全く見えなくても、血統書の記載にあるように先祖に近親が混じっていて、若くて健康なうちは表に出てこない爆弾を抱えているという可能性もあるのではないでしょうか。
人間でもそうですが、うまれた時に多少身体が弱くても、乳幼児期を乗り切ってしまえば十代半ば~二十代くらいまでの若くて体力のある頃は、病気知らずの健康優良児として過ごせる人も多いですよね。体力が下り坂に差し掛かった頃から様々な病気を発症するようになって思いもかけない苦労をしたり、出産が重い負担になって命を危険に晒すような事も少なからずいます。
スコの繁殖が難しいというのは、産まれてくる子供に正常ではない子が多いという事ももちろんですが、それ以上に…と言ってはいけないのかもしれませんが、短くはない期間家族として愛情を注いできた母猫ちゃんを、無知な繁殖計画故に失ってしまうという悲劇が少なくないという事も含まれています。
スコに多いのは股関節形成不全などの腰骨、骨盤に関わる遺伝的障害で、人と同じでその部分は妊娠時に負担がかかります。
また、骨の主成分であるカルシウムが妊娠時に胎児に与えるために母から多く失われるという事も、骨に関する隠れ障害の多いスコには大変危険な事です。
産まれてくる子供の事の前に、姫子ちゃんの命の事についても、きちんとした知識や覚悟をお持ちでないようなら、スコ(を父母とする)繁殖には手を出されないことをお勧めします。