12月5日、郊外店の集まったショッピングモールの本屋さんの前で野良さんに会いました。
茶色のハチワレでイイ面構えの男の子。あーんあーんと鳴きながら擦り寄って来て撫でさせてくれました。
書店に入っても、他の人達にあーんあーんと愛想良くしている声が聞こえ、たくさん撫でられているようでした。
がっちりした体つきなので、きっとあの愛想だからごはんにも不自由はしてないのだと思いました。
が、暖冬とはいえ、これから厳しい寒さがやってくる! あーんと鳴いて歩く後姿を見ながらスーパーに駆け込み、ダッシュで洗濯ネットとフードの小袋を買い、戻りましたが姿はなく、あちこち探し回ることに。
見つからず涙まで出てきて最初に会った所に戻ると、植え込みの中で丸くなっていて、あーんと一声。
開けたフードに夢中になって、「うちに来る?おいで」の声など聞こえてないようでしたが、フードごとネットに捕獲、自転車の前かごに収納して発車。
いやしかし、あっという間にフードを食べ切り「もっと」の催促。かごから飛び出されては困るので、今度は敷地内のホームセンターに。
通りがかりのご家族に自転車ごと猫を見てもらい再度ダッシュ。ファスナーを少し開けてフードを入れ、自転車を走らせました。
先住猫がいるため、まずは獣医さんへ。通り道に家があるので、寒くないようにバスタオルと現金を持ち出しGO!
明るい診察台で見ると満身創痍でした。下あごに傷があり腫れ上がっているし、右の上牙は折れて、右下は抜けている。左牙は変色。
右耳も少しちょっぴり欠けた跡があり、後ろ足の爪は半分以上抜けてたり折れてたり…。
のどのリンパにはしこりがありました。検査をしたら猫エイズのキャリア(白血病はセーフでしたが) ……あまりのことに泣きましたよ。
一応は隔離生活のつもりでも家は全て引き戸のため(先住猫は閉まっていても開けます) ケンカを少しでも回避するため7日に去勢手術をすることにして病院を後にしたのでした。
すみません、これ続きます……